2013/01/04

同窓会

正月、中学の同窓会に行ってきた。10年ぶりの参加。とはいえ、10年じゃそれほどみんな変わってないだろうし、もともと同窓会的なものが苦手。でも、初めて同窓会に出るという親友がいたのでどちらかというと消極的に参加決めたのだった。

いちおう「意を決して故郷を出た」僕としては、地元で平和に暮らす人に、なんちゅうか対抗心みたいなものがあった。特に昨年、映画「ヤング≒アダルト」を見て、地元の同級生に疎外されてねじ曲がる主人公にすごい共感しちゃったりしたので、かなり斜に構えて行ったんだけど・・・・。

あれ?おかしいな。楽しいじゃん。あれ? あれ? って感じる自分が意外だった。はっきり言って、めちゃくちゃ楽しかったです。

初めて参加した10年前は40歳、みんなオッサン・オバチャンの姿になってて衝撃を受けたけど、今回の50歳では老け方が板に付いてきたというか、不自然でなくなってる。逆に若返って見えちゃったり。「これが50歳の実像」っての見ると、自分も客観的にはそんな歳なんだなとか思うけど。

知らないオッサンをじっと見てると、だんだん誰か特定できてくのがおもしろい。特定できないのは当時もほとんど知らない人だったりするけど。女の人は名札確認しないとわかんない人も多かった。あ、孫が4人って人がいてひっくり返ったわ!着実に人生歩んでるな。えらいなあ。

35年前に教わった先生方が60歳代前半でまだ現役の人もいたりしてびっくり。当時27歳だって! 若っ! 中学3年の僕らと一回りしか違わなかったのか! あと12年たっても彼らくらいの歳なら、ジジイになるのはまだまだ先のことなんだなと安心したわ。

あと、同級生でfacebookやってる人がそこそこいた。1割程度くらいかな? 僕の年代だとパソコン使ってない人も多いんだろうけど、やってる人はちゃんとやってるんだなあと。本来FBは同窓会的なものでもあるから、みんなやるといいのにな。FBでつながってる同級生は何十年ぶりに会った気がしない現在進行形。

そうそう、10年前は確実に残ってた「苦手なヤツを避けたい気持ち」がすごく薄れてて、ほとんど抵抗感なかったのにも驚いた。話すとみんないいヤツ!で、僕としたことがどうしたことだろう?みたいな。こっちも向こうも丸くなったってことなんだろうけどさ。

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