2013/12/31

大瀧詠一さん急死

すごいショックだ・・・。研究やネタ仕込みやスタジオワークとかプロデュースとか含め、モノを作る人としての在り方としてすごい影響受けた気がする。若隠居っぽくなっちゃったのは残念だったけど。

「ペパーミント・ブルー」は僕的に日本の楽曲の最高峰/金字塔。あと、松田聖子の「風立ちぬ」。あと、マニアック的には「ゆらりろ」がめちゃくちゃ好き。というか、この曲はコミックソング的側面と美しいメロディの複合としての大瀧詠一の最高傑作かもしれないとまで思う。ここでマルチスコープのテーマとして聴けます。

2013/12/25

ココリア多摩センターのクリスマス

ココリア多摩センターのクリスマス展示のキャラクターをやりました。全館いっぱいに楽しい展示になっていて、感激しました〜。特に入り口のライトアップされた柱は最高!

Flickrにもアップしました。










ブツ切りニュース記事

ニュースサイトなどが記事を1ページで見せずに2ページ以上に分けるのが常識みたいになってる件。どう考えても読みやすいのは1ページをスクロールで読めるものであって、ブツ切りにされたものじゃないと思うんだけどなあ。

特に、Aol Newsの分け方は非常に違和感ある。どの記事見ても2ページ目がメインで1ページ目は要約じゃなくテキストの冒頭ってだけ。クリックするたびにイラッとくる。

ライブドアニュースはひと味ちがうね。見出しをクリックすると「ざっくり言うと」として数行でまとめてある。もう一度クリックで本文ページへ。まあ、カーソルオンでその数行が出れば完璧だけど。

スクロールで見せずに記事を短くぶつ切りにして数ページに分けて見せるのって、以前は狭いディスプレイでスクロールせずに読ませる工夫なのかと思い込んでたけど、もともとそういう理由じゃないらしい。本当のところ、何なんだろう?

2013/12/17

大型作品集中制作、ひとまず終了

8月後半から先週にかけて実家で2ヶ月かかって47cm〜90cmの立体作品を7点制作しました。普通の仕事もしながらなので、実質的にはたぶん40日程度。スピード重視だったので不満点はいろいろあるものの、とりあえず、よくやった>自分。というか、バカじゃねーの? が半分くらい。

●作業とクリエイティブの核心

立体制作は本当に時間がかかる。例えば、塗装。一回分のマスキングをする時間で、平均的なTDWキャラの一個や二個作れちゃう。二ヶ月間フルパワーでTDWを作ったら、少なくとも180個の新作ができちゃうんだよ。TDWは単に作業ではなく、僕にとってクリエイティブの核心に近いもの。7個の素人仕事の立体作品 vs.180個のプロCG作品。う〜〜ん、もったいない。かな?

●失敗に慣れたかも

どんなひどい失敗をしても一段階に戻ればなかったことにできるデジタル作業のありがたみをひしひしと感じる毎日でした。アナログ立体制作は失敗できないプレッシャーが常にのしかかる。

一つの工程で最低一つくらいは大きな失敗をする。どんな注意しててもやっちゃう。とはいえ、失敗したりしてもちっとも慌てなくなった自分に気がつく。以前は一つ失敗するたびに「もうダメ。サイテー。帰りたい。」とか落ち込んでいたけど、平気になってきたw

そりゃ、一瞬は動揺もするけど、即、諦観。時間はかかるけど補修や修正は可能なんだよね。何しろゼロから作ってるものなんだから。気持ちを気長におおらかに保つのだ。放っておけば自然に治癒するわけじゃなし、完成させるつもりがあるなら、どっちにしろ補修しなくちゃならんのだ。

2013/12/13

大型作品集中制作-冬-最終日


今回作った7個

ヒマワリ、完成

悲しいクマ、完成

TDW_1920、完成

クマ吉、完成

ピンクカイジュウ、完成

TDW_2289、完成

TDW_2275、完成

マジでかいw

今回作った7個と、以前作った青いヤツをいっしょにならべた。

2013/12/12

ビニールを剥がす

Twitterでこんなのがリツイートされてた。「【急須からのお知らせ】注ぎ口のビニールチューブは運送の際に保護する為のものです。必ずはずしてご使用下さい。」

そうだったのか! うちにもあったぞ。湯切れ良く注ぐための工夫だと思ってたw  確かにカッコワルイし汚らしいなあと思ってたけど、疑問を差しはさむような余地はなかった。もう必需品と考えられてるっぽく、百均でも売ってるらしいw

似たようなアレで、新品のアクリルやプラスチック部品の貼り付けてあるビニールを、まっ先に剥がすのが大好き。下取りや中古で売りに行くパソコン周辺機器や電子楽器とかを最後にきれいに掃除してて、透明パーツに貼られたままのビニールを見つけると、「くっそ〜〜! 損した!」って思うもん。

で、奥さんが買ってきた折りたたみ傘の柄のビニール。「それ剥がそうよ」って剥がしてもらったら、革の縫い目の糸が出てきてビロビロに。剥がしちゃいけないものだった orz

新車の内装、ドアの内側とかに貼ってあるビニールって今あるのかな? あれつけたままの人を見ると、中古で売るとき優先で、今おまえは新車を味わえないで損してるが、いいのかそれで? と思ってました。

立体制作で、塗装のマスキングを剥がすのが快感ってのも同じかな? ビニールを剥がすペリペリ感触と、誰も触れていないまっさらのツルツルの表面が出てくるのが好きなんだなw

2013/12/11

普通のディスプレイ買った

実家で困るのは、MacBook AirやWACOM Cintiq Companion Hyblidの13インチ画面では小さすぎて、長時間の作業がしづらいところ。安い液晶ディスプレイを買っておけばと春の制作のときから思ってたけど、ようやく購入。

「iiyama 昇降・ピボット機能対応 IPS方式パネル+ホワイトLEDバックライト搭載 23型ワイド液晶ディスプレイ ProLite XB2380HS-B2」。これ非常にイイ。画面の高さが大きく変えられる。23インチフルHDは、全体が見渡せる上に操作しやすい。27インチシネマディスプレイは広すぎて文字が小さかったり、ボタンなど小さくなるからクリックするのもけっこう神経を使う。以前のシネマHDディスプレイと同サイズなわけで、あれはやはりよかったんだな。

ピボット回転。ディスプレイって横位置で見慣れてるから、縦位置にしてみるとギョッとするほど長いw (いわゆるスクエア液晶ディスプレイを見ると、ぜんぜん正方形じゃないのにスクエアという名称がなるほどと感じるほど正方形っぽいよね)。書籍自炊したPDFなど表示してみると、ページがデカい! 見やすい! 見開きで見れないのはしかたないけど、ビジュアル関連の本を見るには最低でもこのくらいの縦サイズは必要だよなあ。

デジクリの原稿を書くためにテキストエディタを表示すると、一本分が画面に収まってしまう。テキストのあっちこっちに飛びながら手を加えるには最高! すごく気に入りました。東京の自宅用にも買おう。・・・と思ったんだけど、ピボット回転できるフルHDディスプレイって、Cintiq22インチがあったのだった。

大型作品集中制作-冬-9〜11日目


三本足はこれで完成。

顔の塗装。目と口を先に塗る。

目と口を塗ってからマスキング、顔の黒のスプレー。

マスキングを取る。ドキドキ。

やはり冬は乾燥が遅いので、マスキングテープの跡が残る。クリアーを吹いたらあんまり関係なくなるけど。

パーツが揃った。

クリアーを吹いた。が、この後悲劇が。。

このように仮組して撮影しようと思ったんだけど、ぶっ倒してしまい、後ろ足が大きく凹んでヒビも入った。修正に丸一日かかったよ〜。

2013/12/10

自由な環境?

WindowsではなくMacを使っているのは、1992年時点でのグラフィックデザインの業務用マシンがMacだったから。Windows95が出る前の話ですよ。わざわざデザイン業務のためにWindowsを使うのはありえなかったはず、とか思って調べたら、Adobe Illustratorって90年以前からWindows版あったんですね。Windows3.0とかだけど。

91年頃、Mac導入しなきゃと思ってたとき、パソコンに詳しい学生に教えてもらったのが、「デザインや映像とかするパソコンには3種類ある。MacとWindowsと、アミガ」。その時は興味引かれなかったけど、Amigaがどんだけすごかったってのは後で知った。

やっぱ「ウゴウゴルーガ」の衝撃はすごかった。当時「Amigaで作ってる」って聞いても、ものすごい高価な業務用マシンなんだろうなって思い込んでた。安かったって知ったのずいぶん後ですもん。その学生、値段を教えてくれたらよかったのにな。つい買ってたかも。

Amigaの3DソフトはAmiga由来のが多いんですよ。LightWaveやCINEMA4Dやアニメーションマスターなど。まあ、今みたいに自分が3Dやるとは思ってなかったわけだけど。

で、MacやMacのOSを使いやすいと感じてずっと使ってきたとはいえ、囲い込まれた感がちょっとウザい感じはある。多少使いづらくてもWindowsメインのほうが自由があるかもしれない。マシンや周辺機器など選び放題。自分で組むこともできるわけだし。

そのへんの量販店の安いノートPCと安いペンタブと投げ売りみたいな複合プリンタを買ってくれば、僕的にはほぼ完全な環境で仕事できちゃう。自由だ!

iiyamaのディスプレイは予想外に良かったことも含め、Apple製品以外の「普通の機材」だけで仕事したいあこがれが強くなりつつあるところ。

ところで、仕事するのにソフトをパッケージで買わなくて良くなったってすごいことだよね。ネットさえ通じれば、世界中のどのソフトも使える。フリーのいいのも多いし。昔はマイナーなソフトは秋葉原に買いに行かなくちゃ手に入らなかったんだから。

2013/12/08

大型作品集中制作-冬-4〜8日目


TDW_2275、早くも塗装にとりかかる。まずは足の先端の明るい色。

先端をマスキングして、基本色の塗装準備。

頭を先にエアブラシ。空中の塗料で白くかすんで見える。

基本色、エアブラシ完了。

二番目の緑色をエアブラシするためにマスキング中。

三番目の色のマスキング中。

ビニール系のマスキングテープで曲線をマスキング。

三番目の緑色をエアブラシ。

乾燥中。

こちらはクリアーラッカーを吹き終わった。

クリアーラッカーをスプレー中。

クリアーラッカーをスプレー中。

ブルーシートが風でまくれあがってくっついて、下地まで取れちゃったのを修理。

クリアーラッカーのスプレー中。